【サヨナラ】衣奈・中長渡船さんで地獄を見た【チヌ入りスカリ】

渡船屋さんの釣果ページに載せてもらえるってのは釣り人なら誰しも嬉しいもんだと思うんですよね。「してやったり。」てなもんですよねー

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全てを悟った時の虚無感と情けなさと。の巻

あるはずのものがない。これぞ実写版「目を疑う。」

あるはずのものがない。これぞ実写版「目を疑う。」

2012年7月。久しぶりに近場・和歌山でチヌを釣ろう!ということでおじゃましたのが中紀は衣奈の中長渡船さん堂浦のチヌ釣りに慣れてしまうと、ベースダンゴを用意するのが面倒になっちゃって(堂浦は山土+さなぎ粉のベースダンゴが渡船屋さんでもらえます)、あんまし他の地域に行かなくなっちゃっていたのですが、このときは何を思ったのか行ってみたんです。そうだ、釣果ページがチヌで賑やかだったんだ。確か。

(ちなみに中長渡船さんでもヌカダンゴを買うことはできます。)

ポイントは波止前イカダ。磯もあって釣れそー

ポイントは波止前イカダ。磯もあって釣れそー

さて、中長渡船さん。

山本太郎さんのチヌ釣り道場(5巻)や「関西発!海釣り派」でも登場の有名釣り場。誰かがブログでDisっていました。

「ここの船頭は、乗る筏をアゴでシャクって指示しやがった。客を客と思ってねぇ。愛想わりぃ」って(笑)。まあね。おいやん船頭さんと若船頭さん(ココリコ遠藤似)がいらっしゃいますが、確かにお二人とも無愛想と言えなくもない。ぶっきらぼうというか。

和歌山ってもともと、敬語がない文化らしいんですよね。司馬遼太郎さんの本で読みましたよ。土地柄、県外の人との付き合いで損をするように出来てるみたいですよ。確か、新入社員が上司に「タクシー呼んどいてんか」みたいな、そんな話(笑)。さすがに今はそういうことは減ってるんだとは思いますけどね。

そのことをだいぶ前から知ってたので、僕はぶっきらぼうさは気になることもなく、チヌ釣りを楽しんでいたわけです。根は悪い人じゃなさそうだし。

早々に2枚仕留めて。

リクエストしてあげてもらった波止前イカダは水深が割とあって(多分15メートルぐらいかな?アバウト)どちらかと言えば、縦の釣りも通用するようなところなのでしょう。

ダンゴの落下途中でボラっぽいのが攻撃してくるのですが、どうもボラだけじゃない気配を感じる。そこであえてオキアミをアンコにしたダンゴを割ってもらって、そっからふわ~っと仕掛けと挿し餌のオキアミを流して、近辺で浮いてるチヌを直撃する作戦を取った所、大成功!

さすが完全フカセ発祥の地、衣奈。

ほいほーい 33センチ

ほいほーい 33センチ

ほいほーい 35センチ

ほいほーい 35センチ

このペースならもう2・3枚行けそうだーと思っていた頃、若船頭さんが見回りにやってきました。

「どうよ!?」

「2枚いきました (^_^)」・・・スカリを揚げてチヌを見せるワタクシ電車。

「おー。三十四,五 いうとこやな!終わりに写真撮るから置いといて!」

やった。今日は釣果ページ掲載決定!高知県は須崎・浦ノ内湾の釣りでは考えられないことですが、ここ衣奈あたりではせいぜい3枚も釣り上げれば堂々の釣果扱いです。大都市からの近さによる釣り荒れの違いですかねぇ。

ニコニコしていた頃、スイカさんが大きめのアイゴをヒットさせて、スカリIN。

ちなみに、「スカリ」とはこんなの↓。いわゆるビクみたいなもんですね。

で。悲劇はその後に起こったということになりますかな。

スカリ、どこにも無えよ。

スイカさんは暇になると「お魚の様子はどうかな。」とか言ってスカリを見に行く習慣があります。この時もその習慣でスカリを見に行ったその時・・・

「あれ?スカリがないよ!」

スイカさんの言葉に耳を疑う電車。

限りなく透明に近いブルー

たいして透明に近くないブルー

たしかに、若船頭さんにチヌを見せた時にはここにあったスカリが、どこにもございやせん。台ネジの締め方が甘かったんだ!そしてこの記事冒頭の、台ネジの跡を発見・・・。

台ネジってこんなの↓

アイゴだ。あいつだ。あいつのパワーで、2匹のチヌと力を合わせて、スカリごと海に帰ったんだぁぁ!

李大浩なみのパワー(写真は堂浦の)

李大浩(ソ)並のパワー(写真は堂浦のアイゴ)

「ところでチヌたちはちゃんと網目にひっかからずに、抜け出せたんだろうか・・・。」

そんなことを涙目で思いながら、テンションガタ落ちで釣りを続行してたころ、再び若船頭さんの見回り。

「どうよー!?」

「スカリが流れていっちゃって(泣)」

「(間髪入れず&表情変えず)あーそりゃ見つからん!ブィーン(ボートの去る音)」

・・・ここ和歌山には敬語という文化がないのみならず、悲惨な目にあった相手をいたわるっていう文化もないのかい(笑)

あ、でも、おいやん船頭さんの方はチヌボーズの時「ごめんやでぇ。また来てなぁ」とか言ってくれますから、いたわりの文化はあるようですね。

ようするに、スカリを流すようなアホには掛ける言葉もないってことね。

失意の納竿。スイカさんはチヌボーズ。

失意の納竿。スイカさんはチヌボーズ。

とうぜん、釣果ページに載るどころじゃありませんわねぇ。チヌが帰っちゃったんだもん。

悲惨な一日。でも縦の釣りでチヌを仕留めた満足感もそれなりにあったりして。凝りないチヌ釣りバカ・電車&スイカさんです♪

まとめ

スカリを固定する台ネジは強固に止めよう。親の敵のように。そして、尻手ロープもつけて、リスクヘッジをしておこう!

さすがにこの件には懲りてですね(ロッドのサヨナラには懲りてないが)、我が家では↓こんな感じで台ネジ+尻手ロープでスカリを止める習慣になりました。

こんな感じで台ネジ+尻手ロープで止めてます。

がっちり行こうぜ!

では、いつもの格言。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。

それではよい、チヌ釣りライフを!

コメント

  1. トール より:

    初めまして
    僕は中長さんによく通ってました。
    船頭さんは確かに愛想ないし、ぶっきらぼうですけど
    それはそれで人間味があり僕は好きでした。
    釣れた魚をおすそ分けしたらブドウをくれたりした事もあります。
    最近は僕が引っ越してしまい行けてませんが、懐かしくなり思わずコメントしました。

    • 電車 より:

      こんにちは。コメントありがとうございました!

      僕も全然嫌いじゃないですよ。和歌山のおいやんってあんな感じの人多いですしねぇ。
      (それはそうと、ブドウ、いいですね。)

      またぜひ「釣りシュミ」にお越しくださいませー (^―^)
      そして、中長さんにも!