【後付け】トヨタ・ラクティスに自分でオートクルーズ取り付け パート1【知ってた?】

ニッサンの自動運転システムが話題になっていますね。2016年には自動運転機能付きのクルマを出すぜ!とのことですが、最初はおそらく、おっそろしく高い車種にのみ搭載される流れでしょうね、やっぱり。車の周り、ぐるっとセンサーを搭載するんかなー?そりゃ高くなるでしょうねぇ。

しかし、ワタクシ電車のような庶民にも、手が届きやすい位置にいる手頃なツールがあるんです。その名も「オートクルーズ」。

長距離ドライブから右足を開放せよ!の巻

右上にコッソリ付いてるのがオートクルーズのボタン。

右上にコッソリ付いてるのがオートクルーズのボタン。

クルーズコントローラー(クルコン)とかスロットルコントローラー(スロコン)とか言ったりもするみたいです。僕はなぜか昔から「オートクルーズ」と呼んでました。いうても、おっさんですから。

「オートクルーズ」機能。スイッチオンにすると、アクセルから足を離しても、僕の代わりにアクセルを調整して、設定した速度をキープしてくれるというあれです。高級車にはたいがい、最初から付いていますね。最近は軽自動車でもメーカー純正オプションがあったりします(ホンダ N-BOX)。

実体は「オートアクセル」と呼ぶべき代物ですが、なにせ便利。これがあれば、足が空きます。ハンドル操作だけで良くなります。愛媛までの地獄の400kmが、少し身近に感じてきませんか?

全ての釣り人にオススメしたいっ。オートクルーズ。

「しまった、クルマ買うときオプションで付けておけばよかった!」

・・・って思ったでしょ?実はこれ、後付けができるんですのよ。知ってました?アクセル周りだから後付けなんて無理なんだろうなーと先入観を持ってた僕が愚か者でした。

付けたのは PIVOT社製 のやつ

数社作ってるみたいですが、僕が取り付けたのは、PIVOT社  3-drive AC というやつです。最初はもちろん、オートバックスとかで取り付けしてもらうつもりでした。

でも、公式サイトの取扱説明書を何気に読んでるうちに、パソコンを組み立てるのと一緒な気がしてきて・・・「これ、オレできるんじゃね?」となってきてしまいまして。自分で、愛車ラクティスにやっちゃいました。

取説の配線図。ようはどれがなんの線かを見つけられれば・・・

取説の配線図。どれがなんの線かを識別できれば~

もちろん、おなじみのソフトボールのI師匠(=愛車の全分解をした猛者)や仕事のお客さんの元自動車整備士さんにも相談したりしつつ、突撃。浮くのはせいぜい工賃の1、2万ですが、なんかそれ以上のやり遂げた感を得られそうで。誰の血でしょうか、このDIY精神。

やっちゃぇ電車!

やっちゃぇ電車!

取り付けの流れ解説。誰か読むのか?

僕の同じDIY精神をお持ちの人のために、一応ザーッと流れを説明してみます。当たり前ですがノーヒット・ノーラン。じゃなくてノークレーム・ノーサポートよ。

最初に「エーモン」というクルマのDIYグッズを作っている会社さんのサイトで、ある程度の基礎知識を学びました。すごくわかりやすくて、感謝感謝です。なかでも「エーモンLEDの学校」というページがオススメ。LEDもオートクルーズも、ようは電気を扱うわけですから。

大体3時間ぐらいかけて、このサイトをじっくり読みました。

次に、愛車ラクティスの配線図を探しました。検索ワードは「ラクティス 車速信号」。あるもんです。カーナビメーカーのクラリオンさんが、それはそれは丁寧なPDFを作ってくれていました。これがあれば「けんじゃのいし」をゲットしたも同然。感謝感謝・・・。

電車は「けんじゃのいし」を手に入れた!

電車は「けんじゃのいし」を手に入れた!

「けんじゃのいし」を手に入れたところで、来週に続くことにしましょう。

あー冬が来ちゃいますねぇ。パート2アップしました!

気になった人はチェック。「PIVOT 3-drive AC」