【簡単】パラソル付きのチヌ釣り用椅子を作ろう【低コスト】


がまかつ、ダイワ、シマノ。

この3大メーカーに比べると安価な商品が多いPROX。ワタクシ電車の中でも、廉価品メーカーという認識になっちゃってるんですが、このPROX、防戦一方ではありません。3大メーカーが作っていない商品を、隙間をぬって販売していたりします。このヘラ椅子もそのうちの1つ。

PROXのヘラ椅子を改造してみたよ の巻

PROX EMへらイス PX662。2段階に高さ調整可能。

PROX EMへらイス PX662。2段階に高さ調整可能。エナメル素材で汚れが付かないよ。

5年ほど前にホームセンターで買った椅子がだいぶくたびれてきたのでそろそろ買い替え、というときにたまたまお店で見つけたのがこのPROXのへらイス。椅子の高さを2段階に調整できてチヌのかかり釣りによさ気、ということで購入。

ちょうどいい硬さで座り心地はいいのですが、難点がありまして。パラソルのサービスがないイカダに行く時に備えて、一緒に買ったクリップ挟みこみ式のあぐらパラソル(これもPROX)。これをつけてみると、位置が低すぎるんです。高さ不足なのですね。

窮屈な上に、チヌのアタリに合わせようものなら、必ず不幸が訪れそうなノリ。

ここしか、つけるところがない!ここだと頭がパラソルについちゃう!

パラソルを挟む所、一切なし。縦割り行政か。

パラソルを挟む所、他に一切なし。同じメーカーなのに。

カスタマイズだ!

まあ、あれですわ。人間、課題を与えられると解決したくなるちゅうもんです。何度か当ブログに登場していただいているI師匠の仕事場におじゃまして、相談。

「こんな感じなんすよーどうしてくれましょうかねぇ」

「まあ、こんな感じやろうなぁ。」

こんな感じ。いい

こんな感じ。いい感じになりましたね (^_^) パラソルを紐で強化しておくのは野村渡船さん流。

コストは1000円弱で、納得の仕上がり。

一瞬で解決していますが、実際は素材の材質とかを吟味してくださったうえでの、パーツ選びでしたのよ。ということで、やってみたい方のために、軽く説明します。

ホームセンターに行って、買ってくるもの。

  1. パイプ。直径16ミリ。1メートル弱。500円ぐらい。
  2. ブラケット。パイプが通る直径。2個。1個 200円ぐらい。ネジ付き。
  3. パイプキャップ。端を美しく仕上げる、プラスチックの蓋。2個 100円ぐらい。(↑の写真を見ていただくとパイプの先が白くなってると思います。それです。)
  4. PE製の紐。200円ぐらい。

あと、海といえば錆、ですので、パイプもブラケットも、一応ステンレス製にしています。

ブラケット。パイプコーナーの横にありますよ。

ブラケット。パイプコーナーの横に売ってますよ。4点留め推奨。

次に手順を。写真見ていただければわかると思います。百聞は一見に・・・ね。

位置を決めて・・・

位置を決めて・・・

仮止めした状態で、ネジを打ち込んじゃいます。

仮止めした状態で、ネジを打ち込んじゃってください。

ホイ、完成。

仮止め用のテープを綺麗に剥がして、ホイ、完成。15分もかかりませんよー

パラソルの骨組みの部分には、PE製の紐を2本通しておきます。こうしておくことで、風による回転の防止と、突風による巻き上がりを防ぎます。

普段、パラソルとパイプはロッドケースにしまっておいて、必要なときだけ、取り出してセットします。パイプは通すだけですので3秒でセット可能。抜くのも3秒。

パイプにゴミ袋などを通して使うのも便利です。

パラソルは使いたいけれど、なかなかいいパラソル台がなくてねぇ。なんてお困りの方、試してみてはいかがでしょうかー。耐久性がどんなもんかはまだ、未知数なんですけどね・・・。壊れたらまた記事にしますね。

釣りをやめて戦いに参加することもできるよ!

釣りを中断して喧嘩に参加することもできるよ!

おしまい。よいチヌ釣りライフを!

記事の内容を試してみたいなら

プロックス PX662N EMへらイス(高さ二段階切替式) ネイビー