【超えろ】ラクティス・ザ・車中泊仕様 その2【カプセルホテル】

愛車トヨタ・ラクティスの車中泊仕様改造記、その2です。前回、I師匠にクルマを預けるところまで書きました。今回で完結の予定です。

ラクティスでは日本一の寝心地のはず!の巻

身長178cm、65kgのおっさんがこのスタイルで寝られまっせ。

どーん!こうなりました。身長178cm、65kgのおっさんがこのスタイルで寝られまっせ。

製作工程のご紹介。

I師匠にクルマを預けたあとは、ワタクシ電車は特にすることはありません。BSでやってた懐かし・武田鉄矢主演「刑事物語」でも見ながらソファに寝転がって屁をこきながらお菓子を食べるぐらいでした。

「エエ加減なやつじゃけぇ~♪」

ときどき、師匠からのLineが届き、進捗を教えてくれます。

ベースとなる板の裁断とか。この曲線!

ベースとなる板の裁断とか。この曲線!水平器!

柔らかい剣山みたいなツールで曲線を計測。

柔らかい剣山の親玉みたいなツールで曲線を計測。

職人のワザで曲線を出していって下さいます。

職人のワザで曲線を出していって下さいます。

水平を確保する要。アルミフレームの採寸図。コレを元に資材の発注を。

水平を確保する要・アルミフレームの採寸図。コレを元に資材の発注を。

コレは何?アルミフレームの端に取り付ける蓋!手作り!

コレは何?アルミフレームの端に取り付ける蓋!手作り!

既成品?いやいや。フルスクラッチよ。

既成品?いやいや。フルスクラッチよ。

こうなるわけですよ。本気の仕事♪

こうなるわけですよ。本気の仕事♪

寝心地の肝。ウレタンクッションの裁断。

寝心地の肝。クッション生地の裁断。曲線!

莫大な数の治具。フルスクラッチ。Made In Japan!

莫大な数の治具。フルスクラッチ。Made In Japan!

この曲線がすき間を埋めて、快適さを演出。

この曲線がすき間を埋めて、快適さを演出。

「大体出来たでぇー」のときの写真。うぉぉ!

「大体出来たでぇー」のときの写真。うぉぉ!

さあ、ベッドを組んでみよう!

作業開始。まず前の座席を一番前に移動します。

作業開始。まず前の座席を一番前に移動します。

頭部分のフレームは普段はこんな感じで収納されてますので。

頭部分のフレームは普段はこんな感じで収納されてますので。

4本の渡しを使って組んでいきます。

4本の渡しを使って組んでいきます。

頭部分を設置。

頭部分のパネルを設置。

運転席の方も。

運転席の方も。

出来た!この間約3分。エアベッド膨らますより早いですよん。

出来た!この間約3分。エアベッド膨らますより早いですよん。

神は細部に宿る。

渡しのネジ止め部分。

渡しのネジ止め部分。

アルミフレームの端で怪我をしないように安全設計。

アルミフレームの端で怪我をしないように安全設計。

前部座席のレールをうまく使って頭部分を支える設計。

前部座席のレールをうまく使って頭部分を支える設計。

こんな感じです。

こんな感じです。

段差?なんの話だ?

すき間や段差が寝心地に繋がるのは車中泊フリークの常識。

この曲線。純正品か!

この曲線。純正品か!パネル部分とこんな感じで繋がることで、窮屈さもなくなるわけですね。

またこのシートの素材がプロ用のでいい感じなわけですよ。

またこのシートの素材がプロ用のでいい感じなわけですよ。

頭部分。シガーソケットへのアクセスも良さそうだ。

頭部分。シガーソケットへのアクセスも良さそうだ。

ハッチバックを締めた車内から。この純正品感(笑)

ハッチバックを締めた車内から。この純正品感(笑)

頭の部分と、4本のフレームは普段はここに収納しておきます。

頭のパネル2枚と、4本の渡しフレームは、普段はここに収納しておきます。

想像してたよりも広い!

想像してたよりも広いのよ!「水平」なのは善きことかな。

大満足。2016年は遠征しまくりだ!

いやー想像以上の仕上がりにしてくれました。さすがアーチストI師匠。本気の仕事をやってくださいました。

あとは、クーラーボックスやバッカンを運転席に移動する手間を省くために、ルーフキャリアの導入をどうするか、ですがこれは一回釣行してみてから決定しようと思っています。

あー早く春にならないかなぁ。一発目、どこに遠征してやろうかしら。

縁起を担ぐならここか?

縁起を担ぐならここか?

同じ形式のラクティスなら受注生産してくれます。

NCP105(4WD)のラクティスなら確実に、またNCP100(2WD)のラクティスでも、おそらく同じ寸法で行けると思いますので、同じものが欲しい人は、densya アットマーク ikada-tsuri.net までメールください。

材料費5万と制作費10万でやってくれると思います。あと、大阪まで納車が可能で、1週間ぐらいクルマを預けることができる、というのが条件になるかと思います。車中泊をしたくて別のクルマに買い換えるよりは、全然安いですよん。ラクティスでカプセルホテル級の寝心地を確保したい貴方、検討されてはいかが?

この記事みたいな、「既製品がないけど、どうしてもこの車用のオリジナルのベッドキットが欲しい!」というそこの貴方は、↓のOKワゴンさんなら作ってくれるかもしれませんよ。

それでは、よい車中泊ライフを!

『【超えろ】ラクティス・ザ・車中泊仕様 その2【カプセルホテル】』へのコメント

  1. 名前:菅谷 純一 投稿日:2019/02/04(月) 17:24:40 ID:c5e90324a 返信

    初めまして。当方もラクティスの中古車を購入し、車中泊したく、勉強しています。
    質問:ベッドメイキングはわかりましたが、日中使用する部材の保管先は?どうしていますか?ご教示を(当方、最近、荷台のカバー:追加購入できましたけど、・・・。一人旅でも、かさばりますよね)

    • 名前:電車 投稿日:2019/02/12(火) 10:45:34 ID:e8e2efc88 返信

      こんにちは。コメントありがとうございました。
      部材についてですが、通常時は常に後部座席を取り外した状態でしたので、7枚のパネルのうち、5枚は常時設置。
      前側の2枚とフレーム4本は上手いことパネルの下に格納できていました。
      ご参考まで・・・(^^)

  2. 名前:菅谷 純一 投稿日:2019/02/09(土) 12:31:05 ID:42246ecfb 返信

    最近、ラクティスの中古車(NCP120)を購入。車中泊用の床面改造を研究中。収納スペースに関する記事/注意事項有りませんか?(後部荷台のカバー:ピッたしのを見つけたけど、・・・)

    • 名前:電車 投稿日:2019/02/12(火) 10:49:14 ID:e8e2efc88 返信

      NCP120 を買われたのですね。
      また記事を書きますが、実は私は先月ラクティスを手放してしまいまして・・・
      ラクティスはとてもいい車ですので、研究のしがいがありますよね。頑張って下さい。(^^)